印西市総合福祉センター周辺地域を紹介します​

印西市総合福祉センターがある木下周辺は、地味豊かなので、古くから多くの人々が暮らしていました。利根川に近く、水運の拠点、街道の宿場町としても栄えた地域で、歴史的な遺産や文化財も多数あります。ここでは、順次、木下地域の紹介をしていきます。
写真は当センター正面入口から木下駅南口に向かう道路の坂の上から見える筑波山です。
ひょうたん島池(竹袋調整池)
ひょうたん島池は、「NPOエコネットちば」が維持管理をしています。四季折々の花が美しく咲いています。春は河津桜、芝桜、パンジー、藤、夏はひまわり、ハス、秋はコスモス、冬はコキアなどです。お散歩に丁度よいコースです。
住所:印西市竹袋(当センターの東側です。)

印西市総合福祉センター周辺地域を紹介します その2

 木下駅南口から出て東側の丘(徒歩20分くらい)には、木下万葉公園、木下貝層、印西市立木下交流の杜歴史資料センターがあります。県立印旛高等学校の跡地で、丘の上からは、利根川の雄大な景色が眺められます。写真は、丘の上の木下交流の杜広場からの景色です。今回は、前述の公園等を紹介します。
木下万葉公園・木下交流の杜公園
万葉公園は、丘の上の藤棚のあるところです。右上の写真は、丘の西側にある木下交流の杜の入口ですが、この上に万葉公園があります。丘の東側面には、ローラー滑り台と河津桜、丘の下は、木下交流の杜公園多目的運動場があります。丘の上には次に紹介する歴史資料センターと交流の杜広場もあり、貝層は、この公園の西側と南側にあります。とても広い公園で、休日は、家族づれや子供たちで賑わっています。駐車場は、竹袋交差点から入る交流の杜公園多目的運動場と丘の上の歴史資料センターと右上の写真の入口を入った左側の3か所あり、トイレも完備しています。右下の写真はローラー滑り台です。
住所:印西市木下1944
印西市立木下交流の杜歴史資料センター
木下交流の杜歴史資料センターは、市史編さんを主な業務とし、歴史資料の収集や保存、に努めています。展示室では、万葉公園内にある木下貝層に関する資料や木下地区周辺の原始から近代初めまでの考古・歴史資料を展示しています。
  • 住所:木下1489-1
  • TEL0476-40-3500
  • 開館時間:午前9時~午後5時
  • 休館日:月曜日・祝日
  • 入館料:無料
木下貝層
木下貝層は、約12~13万年前に形成された貝化石類を多く含んだ地層です。千葉県中北部に広がる北総台地と呼ばれる標高20m~30mの台地に分布しており、木下で最初に調査されたので、「木下貝層」と呼ばれています。写真は、万葉公園西側露頭部です。 南側露頭部もあります。

印西市総合福祉センター周辺地域を紹介します その3

 総合福祉センター周辺の「竹袋稲荷神社」と「ふれあいの小径」を紹介します。竹袋稲荷神社の奥から始まる「ふれあいの小径」は、右下の神社の鳥居をくぐると、左側に視界が開けます。稲刈りが終わった田んぼの向こう側は、ひょうたん島池につながっています。この小径もNPOエコネットの皆様が整備されています。
竹袋稲荷神社
 千葉県印西市竹袋にある「竹袋稲荷神社」は、国道356号線竹袋交差点を南方に坂を上ったところにあります。縁起によると京都府にある「伏見稲荷大社」より勧請され、ご祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)といわれ、食物を司る神様だそうです。苔むした参道は風情があり、急な階段を上がると拝殿が現れます。本殿の鳳凰などの彫刻は美しくとてもみごとです。
ふれあいの小径
 拝殿の左手に進むとふれあいの小径があります。虫の声や小鳥のさえずりが心地よい熊野古道を思わせるような静かな林道です。ベンチもあり、きれいに整備されています。この先に進むと下り階段があり、上の写真の鳥居をくぐり、右に進むと先ほどご紹介した景色に出会うことができます。

印西市総合福祉センター周辺地域を紹介します その4

 木下駅北口から中央公民館に向かうと弁天川と六軒川が流れています。この2つの川は合わさって手賀川となり手賀沼につながっています。かつては、利根川と手賀沼を結ぶ水路として多くの船が行き交っていました。写真は、六軒川の堤防から見える水門です。振り返るとJR成田線の鉄橋が見えるとても眺めの良い道です。鉄橋の向こうには六軒大橋がかかっています。今回は、「六軒厳島神社」と「いんざいぶらり川めぐり」を紹介します。
六軒厳島神社・水神社
六軒厳島神社は、この地の開拓に携わった宮島勘右衛門が秋の宮島(広島県)より六軒の地に勧請したものと伝えられています。
「六軒の弁天様」は、厳島神社と水神社の合祀ですが、厳島神社の祭神は市杵島姫命で航海・芸術の守護神です。境内には、印西大師三十三番の小堂、稲荷神社、三峰神社、咳神社の小祠があります。夏は、紫色のサルスベリがみごとです。神社の脇には弁天川が流れており、写真は六軒水神橋からの景色です。向こうに見えるのは、JR成田線の鉄橋で、先ほど紹介した鉄橋につながっています。河畔は整備されており、鵜や鴨などの水鳥と出会える道が中央公民館から続いています。
いんざいぶらり川めぐり
中央公民館の裏手に川巡りの船着き場があります。
ぶらり川めぐりは、六軒川、弁天川、手賀川を1時間でめぐるコースと手賀沼まで行くコースがあります。船頭による周辺の歴史や自然について話を聞きながら、のどかな水辺の風景を楽しむことができますが、現在はコロナの関係で中止しています。

お気軽にお問合せください。